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エコキュートのお湯ってそのまま飲用できる?安全性は?

公開日:2020/02/15  最終更新日:2020/02/21

大阪でエコキュートの導入を考えているときや使い始めたときによく疑問として挙げられているのがお湯の安全性に関するものです。そのまま飲用水として使用しても大丈夫なのかというのがよくある質問ですが、メーカーの見解はどうなっているのでしょうか。

安全性に関する基本的な知識をつけて適切な使い方をできるようになりましょう。

メーカーは飲み水として推奨していない

エコキュートでは貯水タンクの中に水を貯めて加熱しておき、そのタンク内の水を日常的には使用するという形を取っています。タンクに貯蔵した水を使うということから安全面、衛生面に問題がないのかと疑問に思われることが多いのが実態です。

メーカーの見解としては飲用に用いるのは避けたほうが良いとしていて、飲むことは推奨されていません。そのため、水道の蛇口から出てくる水を飲みたいと思ったら、エコキュートを一度切って、直接水道管から出てくる水を飲むべきということになります。

もともと家庭用のエコキュートでは水道水を使って貯水タンクに水を貯めているので、安全な水なのではないかと思う人もいるでしょう。メーカーとしては万が一の事態にも備えなければならないので、本当は飲用しても大丈夫なのに安全に飲める水とは言えないという見解を出しているのではないかと考える人もいるかもしれません。

メーカーの見解が本当に正しいのかどうかを原理的に考えてみましょう。

汚染リスクがあるのかを考えてみよう

エコキュートの水が安全ではないとするなら水道水とは違うものが出てきていることになります。最も危険なのは貯水タンクやタンクから水道管へつながる配管で細菌が繁殖してしまっているというもので、お腹を壊したり、発熱したりするリスクがあるのは確かです。

ただ、通常の使い方をしていればこの点で問題はありません。夜間電力を使って一度お湯の温度を高温まで上げてしまい、できるだけその温度を維持する仕組みになっているからです。

高温下でも生存できる細菌がなんらかの理由で混入しない限りは大丈夫ですが、その安全検査をしてある水道水が入ってくるので問題ないと判断することができます。この高温のお湯が配管を通っているので配管についても殺菌されているので衛生的には安心できる仕組みになっていると言えるでしょう。

それでもなお飲用が推奨されないのは細菌以外の理由で飲み水に適していない状態になってしまう可能性があるからです。電気ポットや電気ケトルを毎日洗わずに使い続けていた経験がある人は想像してみるとわかりやすいでしょう。だんだんと白い固体がこびりついてしまって本当にこのまま使って良いのかという状況になります。同じことがエコキュートの貯水タンクの中でも起こり得るので安全かどうかの判断が難しいのです。

この白い個体はマグネシウムやカルシウムが主成分で微量であれば特に体に悪影響を及ぼすものではありません。しかし、お腹の調子が悪いときやまだお腹の機能がしっかりと整っていない赤ちゃんなどの場合にはお腹を壊したり、便秘になったりしてしまうリスクが高まります。

カルシウムやマグネシウムが豊富なのは硬水の特徴で、硬水はお腹が弱い人には向かないというのも知られているでしょう。全く同じ理由でお腹の調子が悪くなる可能性があるので飲用を避けたほうが良いという見解になっているのです。

安全に飲めるようにするにはメンテナンスを使用

エコキュートのお湯を安心して安全に飲めるようにするには貯水タンク内を定期的に清掃してマグネシウムやカルシウムを除去することが必要です。定期的にメーカーや設置業者に依頼してメンテナンスをしてもらうようにしましょう。

メーカーによって推奨されているメンテナンス頻度は違いますが、3ヶ月から半年に一度くらいの頻度でメンテナンスをしていれば問題はないとされています。お湯を飲みたいと思ったときに水道水を沸かさなければならないのは面倒だ、蛇口から出る水を飲むときにいちいちエコキュートを切るのは大変だという人は特にメンテナンスを心がけましょう。

DIYでやりたいという人もいるかもしれませんが、貯水タンクを開けて清掃するのにはプロの技術が必要です。安易に開けてしまって壊れてしまうと一大事になるので、必ずプロに依頼してメンテナンスをしてもらうのが安全策です。

 

エコキュートのお湯は貯水タンクの中で高温まで加熱されているので細菌が繁殖してしまうようなことはありません。衛生的には問題がない水なのですが、メーカーとしては飲用水としては推奨しないという見解を出しています。

これは貯水タンク内にカルシウムやマグネシウムの固体が付着してしまうようになり、カルシウムやマグネシウムの濃度が高い硬水のようになってしまうからです。硬水はお腹が弱い人の場合にはお腹を壊したり便秘になったりするリスクがあるので飲まないほうが良いという見解になっています。

安全に飲めるようにするにはメンテナンスをするのが大切です。プロに依頼して定期的に清掃をしてもらうようにしましょう。

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