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旅行や出張で家を長期留守にするときエコキュートはどうしたらいい?

公開日:2020/09/15  最終更新日:2021/03/11

エコキュートは構造上、毎日新しい湯を張り使うことが推奨されていますが、出張や帰省、旅行などで家を留守にするときはどうしたらいいのでしょうか?留守にしている期間もエコキュートによってお湯が作られるのか気になる方も多いはずです。今回は、長期で家を留守にする場合のエコキュートの取り扱いについて解説します。

2週間以内の留守は沸き上げ休止機能が便利

エコキュートは電源をOFFにしない限り、毎日新しい水でお湯を沸かしタンクに溜めています。留守にしている期間も電源がON のままではエコキュートは継続して動いているのです。家におらずお湯を使うこともないのにお湯を沸き上げて溜めているのは電気料金と水道料金の無駄になってしまします。

そこでおすすめしたい便利な機能が、エコキュートの「沸き上げ休止機能」です。沸き上げ休止機能を設定する場合は、家を留守にする期間の目安を約2週間と考えるといいでしょう。沸き上げ機能休止を設定した期間中は、エコキュートの電源をOFF にしなくても自動的にお湯を沸き上げることを休止できるのです。

この沸き上げ休止機能の便利な点は、家を出る前に帰宅する日時を設定しておけば、帰った時間に合わせてお湯を沸き上げるので、疲れて帰宅していてもすぐにお風呂に入り体を休めることができるのです。これが日にちの指定しかできない場合は、帰宅時間よりも早くお湯を沸かすことになるので電気料金が無駄になり少なからず損した気持ちにもなってしまします。

また、沸き上げ休止機能を使わない、設定にない場合はエコキュートの電源をOFFにすることで留守中も対応が可能です。自宅に戻ったら、エコキュートの電源はOFFにしたままでタンクに水が貯まるのを待ちます。

タンクが満水になったことを確認してからエコキュートの電源をONにしてお湯が沸くのを待ちます。おおよそ4時間~5時間程度と考えておくといいでしょう。電源をOFFにして長期間不在にする場合は、家に戻った時点でお湯が使えないだけで、沸きあがるのを待てば問題なくお湯が使えるのでご安心ください。

2週間以上の長期間留守にするときは?

2週間以上になる長期間家を留守にする場合についてお伝えします。長期間になる場合は、エコキュートのタンク内の水をすべて抜く「水抜き」という作業が必要となります。

エコキュートのタンクの水は、水量が減った分に応じて新しい水道水がタンクの中に入る仕組みになっています。タンクはサビにくいようにステンレスで作られていますが、サビよりもカビなどの細菌に注意が必要です。

水道水には少量の塩素が含まれていますが、長期間家を留守にしてお湯を使用しなければタンク内の水は入れ替わることなくずっと貯まったままになり、古く衛生的とは言えなくなってしまうので、タンクの水抜きをしておくことが必要になります。

エコキュートの水抜きの方法は、取扱説明書を読めばそう難しいことはないと思いますが、水抜きの手順に不安がある方は、エコキュートのメーカーか取付工事を依頼した業者に聞いてみるのもおすすめです。タンクの水抜きを終えた後は、基本的にエコキュートの電源をOFFにしておきます。

冬に家を留守にする際の注意点

寒い冬場に2日~3日程度の留守なら、エコキュートは何もせず普段の設定のままにする方がおすすめの場合もあります。冬は寒く気温が低いので、タンクの中の大量のお湯を沸かすのに電気の消費量が増えてしまうからです。

一度タンク内で沸き上げたお湯を沸き上げ休止や電源OFFによって冬の冷え切った状態の水を再び沸き上げるより、沸き上げた状態で湯温度をキープした方が電気料金は安いでしょう。冬の数日の留守なら、エコキュートはそのままでいいのかもしれません。

また、エコキュートの電源をOFFにするとエコキュート本体内部の配管が寒さで凍結してしまし破損してしまう可能性もありますので天候に注意し、不安があればメーカーや設置業者に相談すると安心です。

旅行から帰ってきたらすること【エコキュート】

旅行から帰ってきた際、お湯を使用する上で多少の時間が必要になります。

まずはタンク内に満タンまで水を張って、電源を入れてお湯が温まるまで待ちましょう。

機種によって異なりますが、お湯が沸騰するまでに4~5時間程度掛かりますので、詳細はメーカーのHPで確認しておきましょう。

エコキュートの設定をせずに旅行した場合

エコキュートの設定をせずにそのまま旅行した場合、様々な不具合が生じてしまいます。

どうなってしまうのか、あらかじめ確認しましょう。

電気代がかかる

エコキュートは、深夜帯にお湯を沸かす仕組みです。

設定していないと、誰もいないのに稼働し続けることもあり、電気代がその分余計にかかり、高額になってしまう可能性がございます。

余計な電気代の発生を防ぐためにも、設定をちゃんと行うようにしましょう。

誰も使わないのにお湯を沸かす

誰もいないのに稼働をし続けた結果、誰も使わないのにお湯を沸かし続けることになります。

お湯の無駄になってしまいますので、注意しましょう。

まとめ

エコキュートを設置しているご家庭で家を長期間留守にする場合に、エコキュートをどうしたらいいのか各メーカーに共通することを解説しました。留守にする期間は2週間を目安に考えて2週間以内なら沸き上げ休止設定がおすすめであること、それ以上の長期間になる場合は、タンクの水抜きをすることの必要性がお分かりいただけたと思います。

冬に長期間家を留守にする場合は電源をOFFにしないことが重要なポイントになりますが、電源をOFFにするべきかどうか判断に悩むときは遠慮せずにエコキュートを設置した業者に相談してみましょう。設置業者であれば、住んでいる地域の気温や天気も含めたアドバイスをきっとしてくれるでしょう。

エコキュートを設置するなら、些細な質問や疑問にもていねいに対応してくれる業者を選ぶことをおすすめします。

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