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エコキュートが凍結してしまったらどうなるの? 凍結を防ぐための方法とは?

公開日:2021/01/06  

寒い冬場にエコキュートを使用していると、エコキュートからお湯が出なくなってしまったり、エラーコードが出てしまうことがあります。

その原因の大半は、外気温が大幅に下がってしまうことによって発生する、エコキュートと浴槽を繋ぐ配管の凍結です。

今回は、エコキュートが凍結してしまう原因と、対処方法についてお話しします。

凍結してしまう原因とは?

エコキュートの仕組みは、屋外に設置しているヒートポンプと呼ばれる機器が空気中の熱を取り込んで、その熱エネルギーを利用することによってお湯を沸かしています。

屋外と屋内をつないでいる配管は外気の影響を受けやすいです。

外気が氷点下0度を下回っていたり、氷点下の日が数日続くと、配管の凍結することがあります。

配管が凍結すると、全ての蛇口からお湯が全く出なくなってしまいます。

凍結を回避するためにも、前もって凍結防止対策を取るようにしましょう。

凍結した場合の対処法

配管が凍結すると、お湯が出ないだけでなく破損の原因にもなります。

万が一凍結してしまった場合、下記の対策を取りましょう。

気温の上昇によって自然に解凍されるのを待つ。

エコキュートの配管は、外気温が下がる夜間から明け方にかけて、凍結する可能性が高くなります。

しかし、このような凍結は気温が上昇することによって自然に解凍してくれます。

時間に余裕がある場合は、自然に解凍されるのを待ちましょう。

ぬるま湯をかけて解凍する。

時間に余裕がなく、出来るだけ早く解凍したい場合は、配管に直接ぬるま湯をかける方法が有効です。

その際、決して熱湯はかけないようにしましょう。

凍結している配管に熱湯をかけてしまうと、急激な温度変化で配管が破損してしまう危険性があります。

また、ぬるま湯をかける際も、念のためにタオル等を巻いた上でゆっくりとお湯をかけて温めるようにして、配管が解凍した後は、残っている水分はきちんとふき取りましょう。

配管に水分が残っていると、それが原因で再び凍結してしまう可能性があります。

エラーコードが表示されていたら漏電遮断器を切る。

配管が凍結してしまった場合、リモコンにエラーコードが出てしまうことがあります。

エラーコードが出た場合は、漏電遮断器を一旦オフにしましょう。

漏電遮断器を一分以上オフにした後、再び電源を入れることによってエラーを解除することが出来ます。

エラーを解除した後は、自然解凍を待つか、ぬるま湯をかけて解凍するようにしましょう。

凍結を未然に防ぐためには?

ここまで、エコキュートの配管が凍結してしまった場合の対処方法をお伝えしました。

しかし、凍結を未然に防ぐには、どのようなことをすればいいのでしょうか?

浴槽にお湯や水を残しておく。

フルオート機能が搭載されているエコキュートの場合、残り湯は抜かずに残しておきましょう。

フルオートタイプのエコキュートには、追い炊き配管の凍結防止機能が付いていて、外気温が下がると自動的に作動します。

凍結防止機能が作動することによって、浴槽内に貯めてあるお湯が循環して、追い炊き配管の凍結を防いでくれます。

この機能は、外気温を感知することによって作動するので、あらかじめ10㎝程度のお湯は残しておきましょう。

蛇口から少量の水を出し続ける。

翌朝に凍結が予想される場合、前日の夜に蛇口を少し開けて出したままにしておくことで、凍結を防止することが出来ます。

その場合、エコキュートの給湯温度の設定を出来る限り低くして、お湯側の蛇口から、1分間に200cc程度の水を出し続けるようにしましょう。

各部配管に保温対策をする。

基本的には、エコキュートの給水、給湯配管、風呂配管、ヒートポンプ配管は、断熱材で覆われております。

しかし、経年劣化等によって断熱材が破損してしまうと、それが原因で配管が凍結してしまいます。

もし、断熱材の破損を見つけた場合は、メーカーか、施工業者に連絡して対応をしてもらいましょう。

凍結のまとめ

エコキュートの配管が凍結してしまった場合の対処法と、未然に防ぐための対策についてお話ししました。

お住いの地域が凍結の心配が無いとしても、急な寒波によって凍結が発生してしまう可能性がございます。

凍結を未然に防ぐためにも、冬場にエコキュートを使用する際は、あらかじめ対策を講じておくようにしましょう。

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