電気代だけじゃない！エコキュートがガス給湯器より安心な理由って！？

大阪でエコキュートを使うか、ガス給湯器を使うかで悩んでいる人は違いをよく比較するのが大切です。光熱費を節約できるというのがエコキュートの魅力としてよく知られていて、オール電化にすればガスの基本料金も払わなくて済むようになります。

しかし、メリットはそれだけではありません。

ガスを使わない時点で安全性が高い

エコキュートを使うとお湯を沸かすのには電気を使うようになってガスを使用することがありません。オール電化にしてしまうことが多いので、キッチンでもIHクッキングヒーターを使うようになるのが通例です。ガス給湯器をやめたことによってガスそのものを使わなくなるというメリットが生まれます。

可燃性の気体であることから火災の原因になることもよく知られている事実です。ちょっと漏れていたところでライターやマッチで火をつけるとそれだけで火災が起こってしまいます。充満している状態で火を付けたら爆発を起こしてしまうでしょう。火を使わなかったとしても中毒になってしまい、下手をすると命を落としてしまいかねません。

また、一切漏れていなかったとしても給湯器から発火するリスクもあります。燃やして火を起こしているので給湯器を使っているときには中には火が灯っているからです。その火が何かに引火してしまうこともないわけではありません。

また、故障によって給湯器が火を吹いてしまう問題も過去には起こっています。このような大惨事になるようなトラブルが起こらないということから安全な住まいになると言えるでしょう。

悪意のある行為や不慮のトラブルの問題も減る

ガス給湯器は屋内に設置するタイプのものもありますが、マンションやアパートなどでは通常外に取り付ける形になっています。そのため、悪意のある人がいじって壊してしまったり、誤動作が起こるようにしてしまったりするリスクがあるのは確かです。

その点ではエコキュートも同じですが、ガスなどの大きなトラブルが起こるようなものが使われていないので故障するだけで火災や爆発などのリスクはほとんどありません。悪意のある行為をされてしまったときにも被害が少なくて済むのです。

一方、子供のいたずらによる火災といった問題も起こる心配がありません。さらに、ガス給湯器の場合には室内設置をしている場合には本体がかなり熱くなって火傷をするリスクもあります。エコキュートならお湯が入っていて熱い部分が断熱材で囲われてしまっているので火傷の心配もないでしょう。このように機器本体周辺における安全面を考えてもエコキュートは優れているのです。

災害のときにも当面は安心できる

災害対策は安心して暮らせる住まいづくりをするために重要なこととして知られるようになりました。災害対策として非常用の食料や水を常備するようにしている家庭も多くなっています。この観点でもエコキュートにするメリットがあります。

災害によって水の供給が止まってしまったときにも当面は安心して水を使うことができるのがメリットです。エコキュートを使っていると貯水槽の中に少なくとも1日分のお湯は貯め込まれています。その貯水槽の中のお湯は断水になってしまっていても問題なく使用することが可能です。

ただ、熱湯の状態で入っているので冷まさないと使うのは難しいでしょう。しかし、適温まで冷ませば水の供給が止まっている中でもお湯を浴びて体を洗うこともできるでしょう。冬の寒い最中であれば湯たんぽを作ることもできます。保温性が優れている容器の中に入っているので、数日は温かい状態を維持することが可能です。大きな災害でなければエコキュートの中にあるお湯を使って凌いでいるうちにライフラインが回復するでしょう。

このように災害時の備えとしても役に立つことは知っておくと良いポイントです。ただし、貯水槽の中の水は飲用には適していないというのが多くのメーカーの見解です。災害時用の飲料水は別に確保しておくようにしましょう。

光熱費を削減するためにエコキュートにしようと考える人は大勢いますが、安心して暮らせる住まいにできるという点でも優れていることは理解しておきましょう。オール電化にしてしまうことでガスを使わない生活になると火災や爆発によるトラブルが起こるリスクが大幅に低減されます。

また、触って火傷をしてしまうようなトラブルもなく、悪意のある人によって重大な誤動作を起こすような状態にされてしまうリスクも低くなるのがメリットです。さらに、災害対策にもなるのも魅力で、当面は貯めてあるお湯を使って生活することができます。

飲用にこそ適していないので水を別に確保しておくことは必要ですが、災害時にもお湯を浴びることすらできるというのはとても嬉しい点でしょう。多様なメリットがあることを考慮して導入を検討するのが賢明です。