悪質!エコキュートの訪問販売業者に騙されないために注意する点とは?
自然エネルギーのエコキュートでお湯を沸かす、画期的な製品や工事をウリにする販売業者のなかには、悪質なケースも報告されているようです。「自分だけは騙されない!」こうした考えではなく、騙される可能性も視野に入れて、しっかりとした下調べは必要です。
もくじ
エコキュートの悪質な訪問販売のケースについて
エコキュートの訪問販売の悪質なケースは様々ございます。
では、どのようなケースがあるのでしょうか。
電気代が安くなるしか言わない
エコキュートは、電気代の安い深夜帯に稼動してお湯を沸かし、沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めて、日中に使用する仕組みです。
電気代の安い時間帯を有効活用するために、従来の給湯器より電気代が安くなる可能性はございます。
例えば、電気温水器を使用していた場合、電気代が約3分の1まで下げることが出来るとされております。
しかし、実際問題、電気代を削減出来るのかどうかは、家庭のライフスタイルによって左右されます。
セールスの場合、電気代が安くなるというメリットを強調してすすめてくることが多いです。
セールスマンの言葉を鵜呑みにはせず、ご家庭の家庭環境を見直して、エコキュートを設置すべきなのかどうかを改めて判断するようにしましょう。
相場で販売していると言う
セールスマンは、提示してくる価格について、相場や平均価格といった言葉を用いてくることが多いです。
しかし、そういった言葉はほとんど嘘です。
悪徳なセールスの場合、ほとんどが相場よりかなり高めの値段を設定しております。
一般的なエコキュートの場合、370Lの相場が30万円から50万円、460Lの相場が35万円から60万円程度とされておりますが、訪問販売の場合、100万円を超えることもあります。
相場だからという言葉を信用することはせず、必ず他社から相見積もりをとった上で検討しましょう。
エコキュートのメリットしか言わない
訪問販売のセールスマンは、エコキュートがとにかくお得かつ便利な物として、メリット面ばかりを強調して説明してくることが多いです。
その言葉を鵜呑みにしてしまい、話に乗せられて購入してしまうお客様も多いのが現状です。
エコキュートを設置するにあたって、魅力的なメリットがいくつもございますが、当然ながらデメリットも発生します。
メリット面のみで判断して購入してしまうと、使ってみると不便に思われてしまうこともございます。
メリット面だけではなく、デメリット面もちゃんと押さえておくことも重要です。
即決を求めてくる
訪問販売のほとんどは、急に訪問してきて、その場で契約を迫ってきます。
今だけのキャンペーン価格だったり、地域限定で回ってて後1件しか枠が空いていない等、巧みな手口を使ってお得に見せて契約を強引に進めてきます。
お得だからといって無理やり迫られると、焦って冷静な判断が出来ずに、根負けして契約してしまうお客様も多いです。
こういった詐欺まがいの手口を使ってくる場合、ほとんどが悪徳業者です。
訪問販売のセールスは即決はせずに、信頼出来るところでエコキュートを購入するようにしましょう。
もしエコキュートの訪問販売がきたらどうするべき?
エコキュートの訪問販売のセールスマンは、あらゆる手口を使って購入を進めてきます。
では、もし訪問販売のセールスが来た場合、どのような対処をすればいいでしょうか?
お得な話があると言われても聞かないこと
訪問販売のセールスマンは、契約する気がない上に聞く気がないとしても、巧みな話術を駆使してどうにか契約をさせようとします。
どれだけお得な話だと言われたとしても、聞く耳は持たないようにしましょう。
興味本位で家に上げると、話に乗せられて、最終的に契約してしまうこともございます。
現状エコキュートを買う意思が無い場合は、話しを聞く必要はありません。
絶対に即決はしないこと
訪問販売のセールスで一番注意しなければいけないことは、絶対に即決しないことです。
セールスマンは饒舌で、絶対にすぐに変えなければいけないという方向にもっていきます。
提示された金額が適正なのか、業者自体が悪徳じゃないか、本当にエコキュートを導入したらお得になるのか等、様々なことを確認する必要がございます。
迷った場合は、「一度考えさせてください」ときっぱり断るようにしましょう。
確認不足はトラブルのもとになる
大阪を含め、関西では悪質な訪問販売による被害も少なからずあるために、騙されないための知識を得ておきましょう。注意点としては「偽物の業者ではないか」ここをまずは確認し、万が一契約してしまっても、早めの対応により契約解除もできますから、疑問点があれば消費者生活センターなどに相談するのも一法です。
集中工事対象という言葉巧みに近づくケースも訪問販売業者の特徴です。費用をかけずにエコキュートの取付工事ができます、というような表現で近づくようです。条件として代金先払いを持ち出してきたり、電力会社から委託されたなどの錯覚商法をおこなう業者がいるかもしれません。
説明を聞くだけのつもりが、オール電化システムのメリットばかりを聞くうちに100万円近い契約を交わすケースも実際にあるようです。業者の信用、工事の質についての確認不足から招くトラブルですから注意しましょう。
大手や優良メーカーからの訪問販売は一切ありませんし、加盟店からならば、その場でまずは電話にて確認するほうが間違いはないでしょう。
相場を調べたり価格に疑問を持とう
ちなみに騙されたのなら契約を白紙に戻すクーリングオフ制度を利用することができます。法律上、契約書に記載される日から8日の間にクーリングオフの通知書を内容証明で郵送しましょう。
電話で返還を申し出ても、悪質商法である証拠がなければ相手にされず、ということも現実問題ありますから、約法、特商法などの中途解決の手続きに関しては専門家となる司法書士や弁護士におこなってもらいましょう。重要な事項の虚偽説明、これも立派な悪質商法です。
また、騙されないために注意したい点は「価格」です。のちのち機器の型番を調べたら、適正価格ではなかった声も耳にします。ポイントとなるのは、他からも見積りを取ることです。
迫られる勧誘に検討することさえ許されず、そのまま契約をしてしまうことも少なくありませんが、最近では安さをウリに価格で騙される相談も少なくありません。例えば「特別・大幅・キャンペーン期間」など、こうした言葉巧みに値引きを謳うケースもありますが、他のメーカー品より高額での契約を交わす場合も想定しなければなりません。
悪質業者では、工事費を含めているなど、サービス化している点をアピールすることもなきにしもあらず、疑問に感じるならば、検討する旨を伝えましょう。そもそも、比較検討もさせてもらえないのならば、お断りしましょう。
騙されないためには「エコキュート機器の相場を確認しておくこと」です。契約してから検討してもタイミングを逃せば、契約を白紙に戻すことも難しくなり得るからで、都合のよい数字、節約効果ばかりを謳う場合には冷静になりましょう。実質的な負担より利益を優先させる、そうした誤解を招く言葉には注意が必要です。
電力会社からは訪問販売は一切なし
関西でも、エコキュート導入が進んでいますが、そもそも「そのシステムが必要なのか」を検討しましょう。悪質商法に騙されないためのポイントです。
相場と比較して高いのならば冷静に判断しますが、安いならば判断力にかけることもあるので、だからこそ1人で説明を聞くことは止めましょう。太陽光発電とセット契約、こうした光熱費を大幅にカットできる販売法で提案するケースもあり、第3者の同席・意見も聞きましょう。
業者の信用や、工事の質などはネットから評判・実績を調べることができます。通常は、複数の工務店から見積りを取り、比較検討してから決めるものです。プロパンガスを使用していることはエクステリアから判断できます。
電力会社やガス会社では、関係者を装って訪問の勧誘をおこなう事例に注意喚起しています。特に注意していただきたいのは、深夜電力を使わないであろう高齢の夫婦世帯です。
必要性、設置する工事代金、提案されるがままにならないようにその場契約だけは避けましょう。メーカーの特徴もさまざま、銀イオン発生装置が付いていたり、節水効果などの魅力がたくさんあります。床暖房や浴室乾燥機の機能まで付帯されているものまでがあり、内容量も3種類から選べるため、生活スタイルと検討することもポイントです。
悪質だと見て判断できないのも事実、だからこそエコキュートの訪問販売業者に騙されないために、その場で契約書を交わすことは避けましょう。製品そのものの価格で問題ないにしても、設置工事を請け負う場合には工事費用のトラブルも耳にします。
まずは、信用できる実績、評判を調べることが快適な暮らしを送るにはポイントになるようです。クーリングオフ制度を利用できることも、契約を白紙にできるため、知っておけば安心できます。